「English Reboot」は以下の学習ステップに沿って”英語を話す為の基礎知識”を固めていき、実際に会話する際に使う「文法パターン」を繰り返しアウトプットの訓練をしていきます。
ステップ1:リスニング
ステップ1では、教材の原稿を見ながらダイアログと例文の音声を聞いてみましょう。目標としてそれぞれのダイアログを「最低3回」は繰り返し聞いて下さい。
ステップ2: リピーティング
ダイアログと例文を聞き取れるようになり、内容が理解出来るようになったら、「リピーティング」という学習テクニックを使ってみましょう。リピーティング(英語: repeating)とは、「音声を聞いて自分の声を出してそのまま繰り返す」という学習法になります。リピーティングというアクティビティーを通して「自分の発音や話すスピード」を練習する事によって文法ポイントを自然に吸収します。
ステップ3: シャドーイング
シャドーイングとは「英語の音声を聞きながらそれを真似して追いかけるように声に出す訓練方法」になります。これは教材のダイアログと例文を使って行うアクティビティーです。シャドーイングには様々な学習効果があります。
先ずは、音声のナレーターの発音、リズム、イントネーションの真似が出来るようになる事を目標にしてみましょう。そして、シャドーイングを練習すればするほど、教材内で紹介している実際に役に立つ英語フレーズを自然に覚える事が出来ます。
ステップ4: Practice(アウトプットの練習)
この教材には「12個のレッスン」が入っています。そして、それぞれのレッスンには「Practice」というセクションが入っています。「Practice」というセクションでは様々なスキルを練習します。
- 和英翻訳(日本語を聞いて英語に翻訳する事)
- 英和翻訳 (英語を聞いて日本語に翻訳する事)
- 文法パターンの時制・形の変化(現在形を聞いて過去形に変化させるなど)
「Practice」のセクションを行う際には教材の原稿は読む必要がありません。ここでは音声だけを使って行えるアクティビティーです。
一回目の練習では難しく感じる事があるかもしれませんが、何回か繰り返し練習していけば「文法パターンの変化」をしっかりと身につける事が出来ます。
ステップ5: ディクテーション
各「Practice」のセクションをしっかりと練習した後には「ディクテーション」という学習法を行います。この「ディクテーション」という言葉は英語の「dictation」という単語から来ています。
「dictation」は日本語では「書き取り」という意味になります。ダイアログと例文を使ってディクテーションを行いましょう。一度音声を聞いた後に、その聞いた内容の文章を紙に書き写します。その後、自分が書き写した文章とテキストの文章と比べて正確に聞き取れていたかどうかを確認してみましょう。
ディクテーションの最も良い点は、「自分が全ての単語を聞き取れているのかどうか」という事を確認出来る事です。多くの英語学習者は「ネイティブの英語が中々聞き取れない」という事を言いますが、ディクテーションという勉強法を行う事によって「リスニング力」を鍛える事が出来ます。